2013年6月28日金曜日
MH考察チラ裏「部位破壊と報酬素材」
以下,報酬素材と部位破壊についてのチラ裏
素材の分配
日本における狩猟では,多人数での狩猟の場合,獲物は等分配が原則となっている(うろ覚え).半矢(致命傷ではないが手傷を負わせる),止め矢(実際しとめた人)に成功した人はレアな部位を優先的にGETできたりもするらしい(超うろおぼえ).
MHにおける剥ぎ取り回数が全員一律なのも,このへんに殉じているものと思われる.
獲物の回収
獲物の回収には当然ながら相応の労力を必要とする.羆の例を出すと,内臓を抜きとってもオスは100㎏以上あることが多々あり,通常4~5人で,一人の場合数日がかりで山から降ろさなければならない.モンスターの重量は羆の比ではないだろう.この労力を回収コストと呼ぶこととする.
MH2ndGでは捕獲したリオレイアを2頭アプトノス(うろ覚え)で運んでいたので,モンスターの回収には草食竜が必需と考えられる.輸送には時間がかかり,輸送中に飛竜に襲われる危険性もある.
この回収コストを担うのは狩猟に出たハンターか,それともサポートしているギルドなのか.正直わからん.
報酬素材を支払う主体
真っ先に思い浮かぶのはハンターズギルドである.その場合,ハンターの剥ぎ取りとは別に素材を確保する必要がある.素材の出所は,回収した獲物からか,はたまた倉庫とかがあるのか.ぶっちゃけわからん.
依頼主が払ってくれる場合もあるだろう.捕獲クエストとかは,依頼内容にもよるけど余分な素材を分けてくれる可能性はある.自分もよくシカ肉とかおすそわけしてもらうし.
クエスト別,獲物の回収(大型モンスター限定)
素材目当てのクエストの場合
当然回収.
討伐クエストの場合
①人里近くに出没した場合
回収するべき.回収コストも少なく,放置すると他の肉食モンスターを誘因する可能性が高い.
②奥地に出没した場合
奥地とは,商隊の輸送ルートだったり,山菜鉱物の採取ポイントなど.回収コストは高く,不可能な場合も多そう.
部位破壊と報酬素材
部位破壊で報酬素材は減ぜられるべきか,増やされるべきか.大筋はHUNTERLOGUEの一言掲示版の過去ログを参考にしてもらいたい.ざっくり纏めると.
減らせ派
獲物を傷物にしてるんでしょ
増やせ派
劣化するまえに切り離してるんだよ
ざっくりし過ぎた感.減らせ派は,討伐した獲物を回収することを前提にしている節がある(そもそも書きこんだの俺だしな!).対して,増やせ派は獲物の回収についてはフレキシブルに対応できるだろう.劣化する前に切り離し,モンスターに見つからない場所に隠して後々回収という手が使える.
世界背景を考慮した部位破壊考察
人間対モンスターの構図がどの程度まで進んでいるのかによって,部位破壊の重要性は変わってくるだろう.例えば,ハンターズギルド設立当初,技術もノウハウも蓄積されていなかった頃は,大型モンスターの討伐クエスト失敗することがほとんどだっただろう.それでも,生活のためにモンスターは退けなければならない.
そこで重要なのは,相手にどの程度まで手傷を負わせることが出来たのか(逆にモンスターを激昂させてしまう場合もあるだろうが).クエストの成否にかかわらず部位破壊を成功させた者は,相応の報酬が宛がわれていたのかもしれない.
逆にハンターが経済の中心にまで成り上がった頃では,いかに効率良く素材を市場へ供給していくかが重要になるだろう.獲物を全面的に回収できるほどギルドが大型化していれば,素材を傷物にしてしまう部位破壊は好まれないかもしれない.
以上,チラ裏でした.
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アンタかッ!(愕然
返信削除私の場合、MHの世界観の受け止め方に大きな影響を与えているのが、ファミ通文庫で展開していたゆうきりん氏の『モンスターハンター』ですから、あればあるだけ剥ぎ取るのではなく、その内のいくらかは自然に還すものと考えておりました。
しかしまぁ、職業ハンターが一般化した世界では、金のなる木であるモンスターの骸、特に竜種のそれをみすみす他のモンスターにくれてやるのは理性的ではないですね。
最終的には、依頼の内容によって条件が変わって来るんだと結論できそうです。
"アノ王女"のように「捕らえて来い」と言うことであれば、頭殻を破壊したり、尻尾を切ってしまったら「テメーこの野郎報酬減算だ!」となるか、或いは「不埒者め首を刎ねよ!」となりかねませんな。
しっかし、「アプトノスの養殖場の近くにリオレウスが!」とか、「砂漠の要塞が頻繁にディアブロスの攻撃を受けて困っている」とか、その手の依頼ならば、角を折ろうが尻尾を切ろうが行為自体に問題はなさそうです。
むしろ、より世界の情景を描こうと思ったら、満足な報酬を出せない依頼主が小額の報酬にプラスして「飛竜の討伐に成功したらその遺骸を処理する全権はハンターにある」という条件で依頼をだしたりするのも、面白い話やも知れませんな。